ガレージフロアの滑り止め

賃貸バイクガレージのフロアが滑り危険なので改善策は無いかとのご依頼を頂きました。

ガレージフロアのペイントには砂粒等を混ぜて滑り難くしてますが、経年劣化で主要通路がツルツルになってきて重いバイクを押す際にズリっと滑りそうになるとの事。

本来は前面塗り替えすべきところですが、ご契約のバイクをどこに動かすの? てなことになり非現実的。
では主要通路のみ塗り直す事も考えましたが、これも養生・施行・乾燥時間を考慮すると今の時期だと丸2日はバイクを動かせなくなります。
主要通路に滑り止めマットを貼るのも、スーパーヘビー級のバイクを引き回す際にマットが撚れたり剥がれたりすると思われこれも却下。
その他、ブラスト加工やバーナー加工等々、色んな防滑工法がある事は勉強できましたが、どれもこれも結構大掛かりで定期的なメンテナンスが必要なんです。

短時間で施行が可能でメンテナンスフリーで効果的な方法をあれこれと調べてたところ、対象素材の表面にミクロ単位の微細な穴を開けて摩擦係数を高める薬剤があるとの事。
ホテルのロビー等の大理石や御影石の滑り止めに使用されている実績があるそうな。

ただ、ペイントフロアに対応できるか否かは不明だったので、デモンストレーションしてみようということになり過日実施。
まずまずの効果が認められたので採用となりました。

施行はいつもハウスクリーニング等をお願いしているサンライトクリーンさんにお願いしました。

先ずはフロアを洗浄し、薬剤を塗布。暫く置いた後に中和剤を塗布して最後に拭き上げて完了。
僅か3時間で完了致しました。

見た目は全く判りません。μmの穴ですからね。本当に穴が開いてるかどうか確認する術が無いのが何とも胡散臭いと思われるかも知れませんがここは信じましょう。

音も匂いも埃も出さず、短時間で施行できてご契約者様にもご迷惑を掛けず、費用も安く上がりました。

オープンガレージの目的

ずばり集客。それしか無いでしょと思わせといて、実は撮影の為だったりします。

オープンガレージと称して(実際ちゃんとやってますが)現場に半日程張り付くと、陽射しや青空の具合がちょうど良いタイミングが何度か訪れます。

その機を逃さずガレージのシャッターを全部開けたり半分閉めたりして色んな構図で撮影するのです。

施工中だと工事車両が写り込んだり、完成後だとご契約済みのガレージのシャッターを開けられなかったりと好き放題出来ません。

完成直後のさらの状態がベスト。

今日は良い絵が撮れました。

進化したBASE隅の浜

非常にアクセスの良いロケーションですし、3タイプの広さからチョイスできる、或いは、複数のガレージを組み合わられる点が特筆すべき優位点である賃貸ガレージタウンBASE隅の浜

ただですね、共用駐車場が無いんですよ。

バイクガレージとしてご利用頂く場合は、電車でも来られる便利な地ですしご近所でしたら徒歩やチャリ、少し離れてても原付でご来場頂けると非常に有難いのですが、恐らく大半の方は車で来場されるのではないかと思います。実際、他のガレージタウンでもそうですし。

となれば、まさかツ○ヤさんに停めてくださいとは言えないので、敷地内に何とかして共用駐車場を確保しなければ。数はそんなに多く無くて良いのです。2台分もあれば回せるでしょう。

という訳で、当面の間、A-1,A-2を共用駐車場として開放することになりました。

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HobbyHouse原 Open Garage

HobbyHouse原の完成見学会 Open Garageの準備完了。

20161130_073456759_iosフライヤーと案内看板を作り、テーブル、チェア、コーヒーメーカーを持って行く事に。

ついでに焚火台とダッチオーブンも持って行く事にしました。

ダッチオーブンでぜんざいを作って、焚火台で餅を焼いてご来場者にふるまいましょう。

暖もとれるし肉や野菜を焼いたり煮込んだりして昼飯も食べられるし、この組み合わせは最強ですよ。

スノピの焚火台は以前はLを愛用してたのですが、子供がキャンプに付いて来てくれなくなったのでヤフオクで売り飛ばし、今はSを愛用。

炭はウッドマン倶楽部(山の会みたいなやつです)の炭窯で年に2回炭焼きしてるので自家製炭が大量にあるのですが、BBQもすっかりやらなくなって持て余し気味。

という訳で今回はガンガン使っちゃいましょう。

20161201_170135548_iosついでにソロキャンプ用道具も持って行ってメンテナンスついでに湯沸しして遊ぼうっと。

オープンハウスならまだしも、オープンガレージなんてこの時期寒そうだし山の中なので寂しいなと少々ネガな気分でしたが、何だか楽しくなってきました。

ご来場の際に私独りで愉しんでたらごめんなさいね。

ガレージの安全対策

日々考えているのは賃貸ガレージのセキュリティ。

ガレージハウスならまだしも、ガレージとなると夜間は無人。

よからぬ事を考える輩が居たとして如何にして防ぐか。

心理的抑止効果のあるものとして、簡単なところでは警備関連のステッカーから防犯カメラが挙げられます。

次に、物理的に部外者の車両を乗り入れられないようにする方策が幾つか。例えば敷地入口に施錠できる門や電動チェーンゲートの設置等。

更に、いざ事に至った際の通知策として、モーションセンサー付webカメラによるスマホへの通知や、警備会社の駆け付けサービス等々。

しかし、プロの窃盗団が本気で盗もうとしたら駆け付ける前に事を終えるのが常。

となると、ローテクですが人が現場で監視するのが一番なのですが、賃貸ガレージでこれをやろうとすると数倍の賃料となります。

ならば、地域コミュニティ内で相互監視できる仕組みが出来ればベストですね。

地域の人が目を光らせて、何かおかしいなと思ったら声掛けする。これ日本では昔からあった筈ですが、今やすっかり人と人との繋がりが薄れて消滅の危機に瀕してます。

 

昨晩の事、とあるガレージタウンをご利用中のお客様から私のスマホにメッセージが入りました。

お向かいのガレージのシャッターが昨日からずっと空いてると。

これはいかん。もしや事件か!  と急いで借主様に連絡を取ってみたところ、「やられたかも」との返信が。。。

被害の確認をお願いすると共に、大家さんに連絡を取り、本日朝イチで録画映像のチェックをしようとしたところ、再び借主様からメッセージあり。

鍵の掛け忘れでしたと。被害はどうやら何も無い様子ですと。

ホッと胸を撫で下ろし、めでたしめでたし。

聞いてみるとシャッター半開のまま1日以上放置していた様です。

お向かいさんの管理人ばりのご活躍も然ることながら、この地域の治安の良さを再認識しました。

 

ガレージタウンという極小のコミュニティ内ですが、無関心にならずお互いに気遣いや注意し合って地域を守るという意識・仕組みが出来てる事がとても嬉しかったですね。

これぞ弊社が目指すガレージタウンの理想の姿。

本日は休みのなか駆り出されましたが、全然無問題。とても嬉しい出来事でした。