庭仕事

本日は午前中に会計事務所から決算書類を頂きました。
キャッシュフロー判定はA+と出ており、なんか知らんけど良かった良かった。

午後からは猛暑の中庭いじり。
それも自宅では無く他人の家。
来週引き渡しの売り戸建の庭です。

伸び放題だった雑草を引っこ抜き、落ち葉を掃除した成果がこれです。
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本当はそのまま引き渡しても良いのですが、売り出し時に売主様から有償で庭の清掃をご依頼頂いた
経緯もあり、せめてその時の状態に近付けてから買主様に引き渡ししようと頑張りましたよ。

暑さはそれ程辛くは無かったのですが、腰が堪えました。

自分の身体もメンテナンスしないといけない歳になったって事ですかね。

ニッチトップ

業界はシーズン真っ只中。
当社もご他聞に漏れず多忙を極めておりますが、一般的な不動産会社とは少し様相が異なります。

この時期は目まぐるしく賃貸物件が動きますが、新入学や就職、転勤によるお引越しというパターンが圧倒的に多い中、当社ではこのようなケースはほんの数件のみ。
居住用物件よりも倉庫・ガレージ・事務所・店舗・店舗付住宅といった事業用物件が圧倒的に多いのです。

事業用物件には特にこれといったシーズンが無いにも拘らず、今月も既に沢山のお申し込みを頂いており、先月からのクロージングや引き渡しに加え、問合せ対応や物件探し等々でてんやわんや。

何故この時期に?
それぞれの諸事情を伺うも特にこれといった共通点は無くたまたまと言った感じですね。

ただ、どのようにして当社に辿り着いたのかを伺うと、皆様口を揃えて「インターネットで探しとったらここ見付けまして」とお答えになります。
インターネットで検索する際に、「広島」「賃貸」というキーワードに加えて「倉庫」「工場」「店舗付住宅」「ガレージ」「ガレージハウス」と入力すれば大抵1ページ目の上位に表示されるのが効いているのかなと考えてます。

逆に「マンション」「アパート」「戸建」なんかだと箸にも棒にも掛からないのですけどね。。。
それでも、「2台駐車可」とか「ビルトイン」とか「バイク」という風に何かしら車・バイク関連のキーワードを入れると1ページ目に表示されます。

取捨選択、特化戦略、セグメンテーション。当社のような零細弱小不動産会社が資本も人手も潤沢な大手と渡り合おうとしても同じ土俵で戦うとプチッと潰されるのが関の山。
ニッチではあるけれど、ニッチトップを取れば良いんです。
しかもそれが大好きな仕事であればこんな幸せなことはありません。

本日、とある建築会社様がご来社になり、土地オーナー様に対して一般的な賃貸住宅建設の提案をしても全く響かなくなって来たとお話されてました。節税目的で無い限り、少子高齢化・価値観の多様化が進んだ今の時代に金太郎飴のような住宅を建てても数年を待たず価格競争に巻き込まれて資産運用どころか逆さやになり兼ねません。
オーナー様もその辺りの事情は良く承知しているので切り口を変えないと聞く耳を持たないのだそうです。
そのような危機感を持ち当社にご相談にいらっしゃいました。

当社には、このニッチ市場に於ける実績・ノウハウ・会員様と言った資産が蓄積され続けてます。
土地・建物オーナー様、建築会社様、少しでもご関心があればどうぞお気軽にご相談ください。
そうして新しい物件が生まれると喜んで頂けるお客様が沢山いらっしゃいます。

2016年

2016新年明けましておめでとうございます。
旧年中はひとかたならぬご高配を賜り誠にありがとうございました。
本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

新年を迎えるにあたって今一度足元を見つめ直してみました。

当社のコアコンピタンスは賃貸ガレージ及び賃貸ガレージハウスの企画・仲介・管理でして、これに付随して一般住宅や店舗付住宅、倉庫・工場・店舗等の事業用物件も取り扱っております。

本音を言うと賃貸ガレージとガレージハウスのみで生計を立てたいところではありますが、東京・名古屋・大阪といった大都市圏ならいざ知らず、広島のような地方都市ではそれだけで食って行ける程の市場はありません。現在のところ。

ただ、裏を返せば市場の開拓余地が他の大都市圏よりも大きく残ってる訳でして、先行者利益を享受できる可能性が高い市場とも言えますね。そう信じてガレージハウス布教活動を地道に行なって参りました。

これまで幾つかガレージタウンやガレージハウスの新築案件に携わり、リノベーション及びコンバージョンガレージハウスもリリースして参りましたが、今年ほど新規案件が集中した年はかつてありません。

今年前半は新築賃貸ガレージハウスを2棟、新築賃貸ガレージを8戸リリースできる見込みです。
また、後半は新築賃貸ガレージハウスを3棟、新築賃貸ガレージを3戸リリースする計画がございます。

とは言え新築ラッシュでウハウハという訳でもなく、当社の利益としては借主様から頂く家賃1ヶ月分の仲介手数料が唯一の不動産仲介売上となりますので売買と比べると一桁少ないのが現実です。

売上を大きく伸ばすには賃貸仲介よりも売買仲介を軸にすべきなのですが、売買物件は売ったら所有権が買主様に移動してしまいその物件との関り合いが希薄になってしまうのが難点。賃貸物件の場合はご入居後もその物件との関わりがずっと続くところが良いんですよ。

一生懸命愛情を注いで企画した物件にはずっと関わっていたいという気持ちが強く、それを実現するには賃貸仲介及び賃貸管理が唯一の方法なんですね。

願わくばそれが自社物件なら理想的なのですが、そんな土地資産も資金的余裕もまだまだございません。土地オーナー様と二人三脚でやらせて頂くのが今の等身大の当社の姿。

それでも良いと思うんです。お互いビジネスパートナーとしてWin-Winの関係性を維持出来るのであれば当社の存在意義があるというもの。

当社の企画が、土地オーナー様にとっては遊休地活用の切り札と成り得、ガレージやガレージハウスを待ち望む借主様にとっては憧れのガレージライフの入口と成り得る。そんなWin-Win-Winを沢山増やして行きたいと思ってます。

 

SEOという魔物

ここ数カ月、意図的に倉庫・工場を中心に店舗・事務所等の事業用物件の掲載件数を増やしており、現在居住用と事業用物件の数がほぼイーブンになりました。

それに応じてSEO対策を講じており、サイトの裏側をちょこちょこイジってます。
効果が出てくるのは1~2ヶ月後と言われてますが、案外早く出てきている様でGoogle検索でも順調に上位に上がって来てます。

予てより “ガレージ” や “ガレージハウス” + “地名” では1ページ目のてっぺんに表示されてましたが、これは恐らく競合が少なかったからなのでしょう。今回はそれなりに競合先が多いので成果を出すには苦労しそうです。

ただ、当然ながら上位表示されるのが目的ではなくて問い合わせ→見学→契約に繋げねばならない訳ですが、幾ら物件数を増やしても目に留まらなければどうにもならないので入口はとても大切。
そう言う意味では複数の不動産ポータルサイトに掲載してお客様の目に触れる機会を増やすのが王道なのでしょうが、思うところがあって一部の物件に留めてます。

しかしまぁ何ですな。SEO対策というものは奥が深いですね。
キーワードを少し変えるだけ、或いは並びを変えるだけで大きく順位が違ったりしてやり始めると切りがありません。
昨日はそこそこいい感じだったのに今日はあれれ? という様な場合もあり、一体何が原因なのかさっぱり判らない事が多々あります。
サーチエンジンも日々アップデートされている様なので、これはもう生ものなんですね。なので怪しげな業者が沢山存在してるのでしょう。

あまり気にし過ぎてしょっちゅう確認して時間を費やすのも本末転倒なのでのんびり待ってみる事にします。

BCPを考える

昨日の事。
自社サイトが妙にすっきりしてるなと違和感を感じ、よくよく見てみると。。。
何とサイドバーがきれいさっぱり無くなってるじゃありませんか!
Wordpressで構築した当サイトは、普段はホーム・ページ・ビルダーを使って更新しているのですが、昨日はフォントが気になる箇所があり固定ページの編集機能を使ってチョイチョイと直して更新したのが原因かも。

サイドバーには物件データの入り口となるカテゴリー別アイコンが並んでおり、これが無くなると物件データに辿り着くのに1アクション増える事はもとより、初めて訪れて頂いた方は一体何のサイトかひと目で判らず、ご利用者に大変なご不便をお掛けする事になります。

こりゃいかん。
急いでバックアッププラグインのBackwpupから1日前のファイルとDBをリストアし、1日分の更新データを追加入力して何とか復旧しました。
WordpressのDBと不動産物件DBは別ものなので、1日分のデータと言ってもブログと新着物件のお知らせ記事がそれぞれ1件あった程度で済んだのが不幸中の幸いです。
時間にして3時間程度の事でしたが、何しろ初めての経験。果たして無事戻るかどうか、ぐちゃぐちゃになったらまた一から造り直しかと色々考えて痺れました。

サーバのクラッシュやDB破壊なんて無いだろう、バックアップもローカルとオフサイトに取ってるので大丈夫だろうという慢心があり、リストアの訓練も手順書作成も疎かにしてました。

事業継続計画=BCP(Business Continuity Planning)なんて当社の様な小さな会社には必要無いだろうと思ってましたが、駅前一等地に店舗を構えている訳ではない当社にとってはサイトにアクセスできなくなると会社そのものが無いと同然。
サイトは生命線なのです。

今回、図らずもリストアを経験したことで正しい手順が確立できた事、2重、3重のバックアップの重要性を再認識できた事を感謝しつつ、サイトの更新と更新後の確認は慎重にしなければと深く反省。