同業者への挨拶回りとHP掲載物件を依頼し、頂いた情報(大抵は紙又はFAXです)をこれまで取材した内容と付き合わせつつ、不動産業務支援システムに入力する作業の繰り返し。
午前中一杯挨拶回りをし、気分転換に午後は1年以内に新規開業した業者向けの講習会に参加しました。
広島市近郊では約50名が参加。つまり、1年間に50社が不動産業界に新規に参入したという事ですね。
これは多いのか少ないのか?
この時勢に、特に地方では景気回復の兆しも見えない不動産業界に参入するなんて何を考えているんだか。>私も含めて。。。
講習内容は、税理士による贈与及び相続税対策と、弁護士による消費者契約法に基づく損害賠償請求事例。
どちらも非常に為になりました。
特に、2000年から施行された消費者契約法では、一般消費者(一般の買主、借主)が徹底的に保護されており、業者側の怠慢はもとより、説明責任の欠如や注意義務の欠落、不十分な調査(現地、法令制限、条例による制約等々)による損害賠償訴訟リスクが年々増大している事を強く認識しました。
我々業者の負担は増える一方ですが、人生で恐らくは最も高額な買い物だけに仲介する宅建業者には高度な専門知識が要求されるのは当たり前。
山師が排除され、真面目に誠実に対応する業者のみが生き残るということなんでしょう。