ポッドキャストでシェアリングの新たな形を知りました。
ルームシェア、カーシェア、ワークシェアリングはもうすっかり市民権を得てると思いますが、タイムシェアリングについてはどうでしょうか。
昔からコンピュータの世界ではひとつのCPUに複数のタスクをあてがって計算をさせてました。これをタイムシェアリングシステムと呼んでます。今風に言うとマルチタスクですね。
ここでいうシェアの概念は、所謂「共有」ではなく、「有効活用」です。リソース(資源)及び時間の有効活用。
ビジネスの世界でも、ひとつの案件を長時間根詰めてやり続けるよりも、時間を区切って複数の案件を適宜切り替えながら仕事をこなすと効率が良くなるというケースがあります。
簡単に考えると、仕事を進める中で不明な点が出てきたら社内外の関係部署・担当者にメールし、回答が返ってくるまでの間、他の案件の見積書を作成するなど、ごく当たり前のように実施してるんじゃないでしょうか。
ヒトの能力及び時間の有効活用ですね。
今回聞いた話は、軒先間借りビジネス。
例えば駅前一等地で昼間しかオープンしていない店があったとします。
オープン前の数十分から数時間、その軒先(多くはシャッター前)のスペースを間借りして商品やサービスを販売するというビジネスだそうです。
これは時間の有効活用といった側面と、一等地たる価値の有効活用といった側面もございます。
更に面白い事に、そうしたスペースの貸したし借りたし情報をハンドリングする不動産ビジネスも生まれているそうです。
Real Wordlの、Real Estateのタイムシェアリング。
着目点が素晴らしいですね。