安全的保管車庫

本日は休みの予定でしたが、昨晩急遽ガレージの案内のアポが入ったので通常業務に変更。

なんでも、某伊太利亜製官能内燃機関搭載屋根開車を購入したとの事で、防犯性の高いガレージ探しのご依頼でした。

先ず思い付くのはタワーパーキングですね。

しかしここで難問がひとつ。その車の全幅は1,900mm。

大部分のタワーパーキングは最大幅1,850mmなんですね。

ま、それはある程度余裕を持たせた数値なので上部が絞り込まれているスポーツタイプの車なら意外と入ったりするものですが、問題はパレット(車を載せる台)の幅。

リアタイヤの端から端までの幅は1,876mm。

最大幅2,050mmまで対応可能な大型車用タワーパーキングもあるにはあるのですが、パレットの最大サイズは1,950mm。

つまり、左右それぞれ4cm程度の隙間しかありません。これでインチアップしてツライチにしようものなら、余程慎重に車庫入れしないとホイールはガリ傷だらけになるでしょう。

次なる選択肢は地下駐車場。

しかし広島では地下駐車場を有するマンションは高級高額マンションに限られます。

また、外部の人間が間違えて入り込むことは無い構造になってはいますが、悪意を持って侵入しようと思えば出来ない訳では無いですね。

シャッター付ガレージはこれから工事なので間に合わないし。

実はお客様はガレージハウスを望まれてました。それも、単なるインナーガレージタイプではなく、リビングからガラス越しに愛車を眺められる間取りのもの。

車弄りの出来る必要最小限のスペースを確保した低コストなものと、ピカピカな愛車を心ゆくまで眺められる特別な空間としてのリッチなガレージハウス。

そして先日見聞きしたファミリータイプのガレージハウス。

ここ広島でも、それぞれに需要がある事が判ってきました。