SDカード進化論

さなぎから脱皮したカブトムシをコンデジで撮影しようとしたら、メモリー不足ですとのメッセージが表示されます。

ん? 8GBのSDHCカードを入れてるのに何で? とカードを抜いてみると、中からプラスティックの欠片がポロっと落ちてきました。

ああぁっ SDカードが壊れた~

幸いにも全ての画像はPCに転送済みだったので事なきを得ましたが、予備のSDが無い!

ふと思い出したのが、docomoのXperiaに標準搭載の16GBのマイクロSDカード。

このスマフォ、ただの電話としてしか使ってない(SoftBankが通信エリア外の時だけデータ通信ONにしてます)ので、宝の持ち腐れだったのですが、これをSDカードアダプターに差し込んで使っちゃおと言う訳です。

ま、16GBもの容量が一杯になるには4,000枚近く撮影しなければならないので、これはこれで宝の持ち腐れだったりするのかも知れません。

ところで、SDカードの進化は大容量化・高速化に伴い動画記録にも利用されるようになりました。

光メディアよりも速く大容量で、磁気メディアよりも小さく軽く安定性があるということで今後ますます利用されることになるでしょう。

更には通信機能を搭載したSDカードも数年前から実用化されてます。

無線LANの届く範囲内ならば、いちいちSDカードを抜いてPCに差し込んだり、ケーブルを繋いだりしなくてもファイル(画像)の交換ができるのはとても便利ですね。

特に、スマートフォンやタブレット端末等のカードスロットを内蔵していない端末とのやり取りが極めて便利になります。

また、オンラインストレージが一般利用されるようになった今日では、SDカードからモバイル端末経由で直接クラウドにアップしてファイルを共有したりバックアップを取ったりすることもできますね。

一方で、当然ながら通信の際に電気を消費するため、デジカメのバッテリーの消耗が大きくなるという課題もあり一長一短。

私はこれが厭で導入を躊躇しています。

結局のところ、Facebookにアップする写真はiPhoneで撮ればいいやと云う事でここまでの機能は要らないし、4,000枚以上もの撮影画像を持ち歩く事も無いのでこれ以上の容量も要らない。少なくとも私の使い方では。

今後の期待としてはやはり信頼性の向上に尽きますね。

と言う訳で、16GBのマイクロSDカードをSDカードアダプターに差し込んで撮影したカブトムシの画像。

普通に撮れてました(あたりまえ)。