今回使用するペイント剤は、雑誌ガレージライフで紹介されていたアメリカ製のエポキシ塗料。
エポキシ樹脂が主成分なので強固な塗膜が形成されるとの事です。
ガレージフロアのペイントに際しては新築時に施工することが基本ですが、後から塗る場合は塗装面の状態を整えてあげる必要があります。
先ずは清掃。掃除機を掛けてゴミを取り除きます。
次に油染みがあればこれもきれいに洗浄します。
付属品に専用洗剤が含まれておりますが、汚れがひどくなければそこまで必要はないでしょう。
私の場合はパーツクリーナーで油汚れを浮かして拭き取ることで十分きれいになりました。
最後に塗装面の凸凹を均します。
幸いなことに床面のダメージは少なかったのですが、壁面のモルタルが施工時から“す”が入った状態です。
モルタルの補修材を使い、一つ一つ丁寧に埋めていき、乾く直前にスクレーパーで余分な個所を削り落します。
これが結構面倒で時間も掛かりました。
一通り作業が完了したら、今回塗装する部分(ラックを設置する床面)の境目にマスキングテープを貼り、端っこを刷毛で、広い部分をローラーで塗っていきます。
比較的粘り気があり、一度塗りでしっかりと定着しますので、塗るのは簡単です。
半分程塗り終えたら付属のチップを適度に撒きます。このチップは撒かなくても機能的には何ら問題はありませんが、のっぺりとした塗装面に変化が付くので味わいが出ますね。
本日はここまで。
乾いたらラックを設置して荷物を移動し、残りの面の下準備を行います。
床のペイントって予想以上に大変な作業ですね。