バイクBOX

本日はコンテナタイプのバイクガレージ「バイクBOX」の一部納品。

基礎と定着させるアンカーボルトの位置や内装仕上げ方法の確認の為、取り敢えず先行で2台を発注頂き仮設置しました。

内寸は全幅*奥行*高さ=1,340mm*2,620*1,810mmと広々としており、HARLEY-DAVIDSONのウルトラクラスも余裕で入る仕様です(受け売り)。

外板は建築基準法をクリアするために特注で通常よりも厚いカラーガルバリウム鋼板で製作して頂きました。

ガルバリウム鋼板は極めて高い耐候性を持つ建材で熱反射率も75%を誇り、一般的な中国製の鉄製コンテナに比べて錆や暑さに強くガレージに最適。

勿論国内工場で製作しているため工作精度が高く隙間は皆無。

天井には結露防止用のパネルを貼って断熱性も高めてます。

色は4輪用ガレージのオーバースライダーと同系統のブルー。

写真ではブロックの上に仮置きしているため段差がかなりあるように見えますが、本設置の際の基礎部分は地面とツライチになるので実質10cm程度となります。

ラバー製のスロープにてよっこらしょっと入って頂き、これまた写っていませんがフロアに設置した鉄製プレート部にスタンドを当てがって駐輪します。

正面扉の2箇所の扉レバー部をドリルガードやキーシャッターが装備されたceptooにてロックし、フロアに取り付けたU字フックにチェーンロックを通して3重ロックする仕様。

内装はこれからとなりますが、奥にヘルメットやグローブを置ける棚と側面にツナギ等を掛けられるユーティリティレール&フックを取り付け、換気口を2箇所設けます。

現在バイクBOXの基礎工事中。

これが終わると4輪用ガレージの布基礎工事に入り、全面をアスファルトで覆って月末には土木工事完了予定。

その後4輪用ガレージの建築に移り、バイクBOXを本設置して内装工事と、結構タイトなスケジュールです。

台風が直撃しない事を祈るばかりです。

前後重量配分50:50のミニ

本日は午前中に一通り通常業務をこなし、午後からクラッシックミニのEVコンバートプロジェクトに参加。今回の作業は第二の山場の予定でしたがメンバーのひとりが体調不良でお休み。

みな仕事の合間に手弁当でやって来る極めて少数精鋭(精鋭かどうかはアレですが)なチーム故にひとりでも欠けるとスケジュールがぼろぼろになります。

取り敢えず出来ることをと云う訳で、バッテリーの搭載位置と個数を確定するために、モーターに換装されたエンジンブロックを仮マウントしてみました。

このモーターの上部に最低でも4個のバッテリーを搭載したかったのですが、やはりミニはミニ。ミニマムなスペースには3個が限界でした。

さて、その固定方法はどうしたものか。

しばし熟考の末、ストラットタワー上部をタワーバーよろしく橋渡しし、バッテリーを載せるトレーを造ってみようと角材をカットしてイメトレ。


採寸してホームセンターに走り、こんな感じで造ってみました。

取り敢えずプロトタイプなので日曜大工そのものですが、見栄えはこの際勘弁して下さい。

黒いL字アングルを向かい合わせにしてこの上にバッテリーを搭載。

これを3セット並べて補強バーを何本か入れると何となく出来そうです。

次の作業予定は18日。

バッテリーを所定位置に搭載した状態で8個直列に繋ぐ電源ケーブルを切り出し、端子をかしめてケーブルを制作。コントローラー、コンタクタ、アクセルポッドとシステム一式を接続して稼働確認まで出来ればOKです。

と、まあEVカーとして走らせることは出来そうですが、重量物であるバッテリーをフロントに3個しか搭載できない。。。ということは後部座席付近に5個も置かざるを得ないのです。

となると、オリジナルの前後重量配分がフロント:リア=6:4に対し、ほぼイーブンになる見込み。

そんなBMWみたいな(笑)重量配分のローバーミニに乗って楽しいかと云う事が最大の懸念点ですね。