首を長くして待ってたガレージタウン(仮称)の建築許可が下りました。

いやぁ長かった。盆を挟んだとはいえ長過ぎ。

プロの設計士がきちんと申請したんだから却下されることはよもや無かろうとは思ってましたが、実際に許可が下りるまでは造成も広告も募集も何も出来ないし、オープニング日程すら確定出来ない訳でただ待つのみ。

これで晴れて営業活動ができるというもの。

早速プレスリリースの書類を作成したり、オープニングイベントの準備に取り掛かったりと俄かに忙しくなってきました。

しかし、何でこんなに時間が掛かったのでしょうか。

単に自動車の車庫を造るのなら直ぐ許可が出ますよ。

理由はバイクガレージが絡んだからなんです。

コンテナタイプのバイクガレージは、コンクリートブロックの土台の上にポンと置いているモノが殆どです。床面積は10㎡以下なので防火・準防火地域以外は建築確認は省略できます。

一般の方が自宅の庭や駐車スペースに設置する場合はこれでもいいのでしょう(厳密に言うと小さなガレージと云えども基礎を打って土地に定着させないといけないのですが、わざわざ建築確認申請をする必要は無いということ)。

しかしながら、バイクガレージを並べて賃貸事業として行う場合はこの限りではありません。

増築という形を採って1BOXずつ追加していけば10㎡未満の増築なので建築確認不要と考えられている方もいらっしゃるかと思いますが、実は延べ床面積が10㎡を超えると建築確認が必要なんですね。

この辺りは、これまでは解釈の仕方でどうにでもなるグレーゾーンであったものの、近年厳しく見られるようになってきました。

更には、ガレージとして利用する場合は防火の観点から、内装の素材が大きく制限されます。

今回、申請書類が市役所から消防に回されていたために想定よりも多く時間が掛かってしまったという次第。

と云う訳で、広島初の自動車・バイクの複合型ガレージタウン(仮称)は、恐らくは日本初の建築確認対応のバイクガレージとなることでしょう。

着工が随分と遅れましたが、急ピッチで進めます。

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